「自転車乗りには最高の環境!」地元の若手実力派サイクリストが語る佐用町の魅力
筆者は自転車に関してはまだまだ素人なのですが、佐用町で暮らしながら辺りを見回していると「ここ、絶対にサイクリングには最高の場所だよなぁ」とずっと感じていました。
そもそも車と信号が少ないし、空気は綺麗だし、坂やカーブと道のバラエティは豊富だし、景色も良いし、要所要所にはポイントがあって休憩しやすそうだし。
…と言ってもこれはあくまで素人目線。
実際のところこの辺りってサイクリスト的にはどうなんでしょう?
ということで今回は、地元サイクリストでプロを目指す高校生、浅田 優(あさだ ゆう)くんにお話を聞いてきました!
浅田 優
佐用町は佐用高校に通う、現役高校生サイクリスト。
自転車歴は二年弱ながらすでに数々の大会で好成績を残しています。
専門はレースで、得意なのは軽い体重を活かした登り坂。
2016年より、兵庫県川西市を拠点とした地域密着型自転車ロードレースチーム、コラッジョ川西のジュニアユースチームに所属。
現在、彼の暮らす江川地区から佐用高校までは約7kmの道のり。
彼は毎日このカーブの多い道を自転車(ママチャリ)で通っています。
行きはひたすら下りですが、逆に帰りはずっと登り。日々の登下校がもはや練習。
そんな彼が本格的に自転車にのめりこんだのは二年ほど前。
テレビで見たツール・ド・フランスに憧れてレースに目覚め、その後様々な大会で入賞します。
「当たり前の道が最高の練習場所だった」
自転車を本格的に始めてから彼は、自分の地元が自転車乗りにとって最高の場所だということに気づきました。
家からすぐの場所にこれだけ多くのバラエティに富んだ道があり、しかも車も信号も少ない。
恵まれた環境下の中、本格的にプロを志すことに決めた浅田くん。
学校終わりに坂を登って帰宅した後は自転車を乗り換えてウェアに身を包み、練習へと向かう毎日を過ごしています。
浅田くんお気に入り練習スポット
そんな彼に、佐用町でお気に入りの練習スポットを教えてもらいました!
新田坂
まずは浅田くんの暮らす江川地区から平福へと抜ける、新田坂(しんでんざか)。
彼のメイン練習スポットの一つで、短いながらも急な坂が特徴。
ここから平福への道を何度も往復するのは、彼のほとんど日課だそうです。
大撫山
彼のもう一つお気に入りなのは、その道中に音楽ホールである「スピカホール」、頂上には日本国内最大望遠鏡を持つ「西はりま天文台」を擁する大撫山(おおなでさん)。
江川地区から佐用町中心部の間に入り口があります。
カーブの連続する傾斜が特徴で素人目に見てもかなりキツい坂ですが、彼はこの道を悠々と登っていきます。
大木谷
「日本棚田百選」にも選ばれた「乙大木谷(おつおおきだに)」のある大木谷エリアも、彼のお気に入りスポットの一つ。
キツい坂を登りきった先に見える棚田の美しい景色は、町外から来たサイクリスト仲間も興奮を隠せなかったとか。
桜山
「この辺りでは一番えぐい」と浅田くんを言わしめるのが、大木谷の東北にある桜山(さくらやま)。
のどかな集落の雰囲気に反して厳しい坂が続き、集落を抜けた先にはさらに強烈な登りが伸びています。
ただ、厳しい坂を登りきった先の展望台には美しい絶景が広がっており、ここから見える景色は浅田くんイチオシ。
ちなみにここから下る道もかなり難易度が高く、浅田くんも「一回、思いっきり吹っ飛んじゃいました(笑)」とのこと。
もし挑戦される方は、くれぐれもお気をつけて!
いなちくロングライドについて
普段は主にレースイベントへの参加が主な浅田くんですが、このいなちくロングライドにも参加してくれます!
もちろん、地元を走り込んでいる彼は、本イベントのコースについてもすでに熟知。
コースマップを見てもらった感想を聞いたら「80kmって走り慣れた人にはちょっと短いと思われるかもしれないですが、かなり走りごたえのある道なんで楽しいと思います。」とのコメント。
ちなみに地元民からのアドバイスとしては「この時期のちくさ高原は結構寒いんで、防寒対策しっかりしましょう!」とのことです。
浅田くん、ありがとうございました!
彼の活躍については、彼の所属するチーム「コラッジョ川西」のウェブサイトでも確認出来るので、ぜひチェックしてみてくださいね。
>>>コラッジョ川西サイクリングチーム | 関西初の地域密着型の若手育成サイクリングチーム
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